子どもたち同士の貸し借りで前ならば「貸して」と聞くと「だめ」と答えることがありました。貸してもらえないと泣いてしまうことや、ぱっとお友だちのものをとってしまうことがあり、おとなが間に入って互いの思いを代弁して関わってきました。ある日、Aちゃんはお友だちがロッキンパッピーの先頭に乗っているのをみると、自分も先頭に乗りたくて「かわって」と聞くと「だめ」。Aちゃんは「Bちゃんに貸してって聞いたのに貸してくれない!」とおとなのところにどうにかしてほしいとやってきました。おとなが間に入って解決することは簡単ですが、園では友だち同士でやり取りし解決していくことで、他者との関係を築く力を養うことを大事にしています。おとなが「Bちゃんはまだ乗りたいんじゃない?聞いてみたらどうかな?」と返すと、解決してくれないことにもどかしい表情のAちゃんでしたが「貸して」ともう一度Bちゃんに聞きました。Bちゃんは「まだ乗りたいの」Aちゃんが「10数えたら貸して!1~2~7~7~7」と数えていくとBちゃんが「いいよ」と貸してくれたのです。Aちゃんは「ありがとう」と言って嬉しそうに乗っていました。




