０歳児・つくしぐみの子どもたちは、蜜ろうクレヨンや絵の具、小麦粉粘土などの素材を使った新しいあそびと出会い、それぞれに面白さや楽しさを体験しています。今回はそのあそびの体験の様子の一部をご紹介します。
・クレヨン…Aくんはクレヨンを手に取り画用紙に勢いよく滑らせ力強く描いていました。少ししてから大人もそばで描き始めたことに気づくと“そこにも描いてみたい”と身を乗り出していました。Bくんは、クレヨンを指先で摘んで描き始めると、画用紙が色づくことに口元を緩ませて楽しんでいました。
・小麦粉粘土…初めて触るCくんはすぐに粘土へと指先を伸ばし、冷たさや、少しの力でしっとりと沈んでいく感触に「あっ!!」と声をあげ、両手で掴んで引っ張ると千切れていくことも楽しんでいました。Dちゃんは粘土の塊を不思議そうに見つめ、慎重に指先でつついて、もちもちとした感触を味わっていました。力加減を変えると形や大きさが変わっていくと知ると、今度は迷うことなく手を伸ばしていました。 体験を通して、子どもが発見し感じたことを大人はそばで一緒に共感しています。そこからもっと楽しさを深めていけるようなお手伝いをしたいと思います。
