2歳児・ひばりぐみの子どもたちは、おとなが木の聴診器と舌圧子を用意すると「なになに?」と集まってきました。おとなが「Rくんどうぞ、お口を開けてください。うーん喉が少し赤いですね。お薬を出しますね。お大事に」と診察すると「次はHちゃんも呼んでね」とワクワクした表情で診療をリクエスト。おとなとの診察あそびをした子が、今度は「はい、Kちゃんどうしましたか?」と、お医者さん役を始めました。R君はお友だちの口を覗くたびに「うーん少し赤いですね」「はい次Kちゃん、うーん少し赤いですね、お大事に」と名医そのもの。子どもたちに“今日は森谷先生がいらっしゃって同じことするからね”と伝えると、「本当に?」と本番がたのしみになってきました。実際の健診は少し緊張しましたが、終わった後にみんなから「すごいね」と褒められると自信につながったようです。ごっこあそびは、観察力、表現力、想像力など、さまざまな能力が身につきます。様々な人になりきってあそぶことを子どもたちと一緒にたのしんでいきたいです。