あそびの大切さ

幼児期にもっと大切なことは『あそび』です。子どもたちは、あそびの中からさまざまなことを発見し、体験し、学んでいきます。この大切なあそびを十分にたのしむことができるよう、環境を整え、あそびの時間を保障し、子どもたちの興味・関心を充分に満足できるようにしていくことが大切だと考えています。

園庭でのあそび

あそびの中で、身体を動かすことが、運動能力を養うことにもつながります。友だちと園庭の遊具に挑戦して、さまざまな身体の使いこなし方を覚えていきます。四季折々に咲く花を見て、美しさを感じ、虫を観察して不思議さを学ぶ。
広い園庭があるからこそ、子ども自身が興味のあることをみつけ、とりくむ意欲がうまれます。子どもたちの気づきや発見を保育者や友だちと共感する体験が、「たのしい」「うれしい」ことにつながっていきます。

砂場

いろいろな年齢の子どもが関わり、砂の感触をたのしみながら協力とルールが自然に生まれ、創造力、創造性を広げていきます。
山をつくる人、水を運ぶ人、砂を固める人と次第に役割分担が生まれます。
砂場は「小さな社会」を体験できる場であるだけに、デッキテラスをモチーフに、砂場の深さも標準40cmより深い60cm、30㎡と、かなり大きな砂場を造りました。

泥んこコーナー

砂と違ったヌルヌルした泥の感触をたのしみます。
水と土の分量を考え、手の平と指先の力を加減しながら、調度よい硬さのお団子をいかにつくるか、子どもたちの表情は真剣です。時には素足で泥の中に入り、感触をたのしんでいます。

泥は試行錯誤の末、最適な土を静岡県から購入しています。

室内あそび

保育室の中に、いくつかのコーナーを用意しておくことで、子どもたちのあそびはさらに広がっていきます。ままごとコーナーでは、生活を再現し、役割を決めて演じはじめます。ブロック・積み木のコーナーでは、偶然できた形をたのしんだり、こうつくりたいというイメージを形にしていくことに夢中になります。絵本コーナーでは、ひとりでじっくり本と向き合ったり、保育者に読んでもらったり、友だちと同じページを見てたのしんだりする姿が見られます。

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