0歳児つくしぐみの子どもたちは、猛暑のため外に出られない日が続いていますが、室内でもそれぞれが好きなことを見つけて、夢中になってあそんでいます。
Aちゃんはすみれぐみに行くと椅子に座っておままごとをします。お気に入りのれんげを持ってチェーンをすくうと、おとなに“あーん”をしてくれます。「おいしいね、ありがとう」と伝えると嬉しくて笑顔になります。Bちゃんは絵本を手に取っておとなに“よんで”と渡します。絵本の中に「ばいばい」などの言葉がでてくるとおとなと一緒に絵本に向かって手を振ったり、歌を歌うと身体を揺らしたり、絵本の世界に浸っています。Cちゃんはかばんを持つと「あっ!」と声を出して腕にかけてほしいことを伝えます。かばんの中いっぱいに色々なおもちゃを入れると、腕にかけて歩き、おとなに自慢げに見せて嬉しそうです。
生活の中で見たことや体験したことを再現し、あそびの幅が広がっています。言葉や豊かな表情で共感のやりとりをし、あそびの楽しさを支えていきたいと思います。