1歳児・すみれぐみのこどもたちはトウモロコシの皮むきやキノコ割きなどの食育活動を通して、食材の形や色、重さ、香りを感じています。
Aちゃんはトウモロコシの皮をぐいーっと力いっぱい引っ張ると、見慣れた黄色い実が顔を出しました。おいしそうなトウモロコシに思わず“あーん”と口が開きます。その日みんなで剥いたトウモロコシが小さくカットされて給食に出ると、うれしそうに「こーん」「おおきい」と言葉にしました。「あむっ」と上手にかじり取ります。おとなも1切れトウモロコシをもらい、いっしょに食べてみました。目を合わせて「おいしいね」とやりとりが広がり、あまり手をつけなかった子も“たべてみようかな”と口に運んで食が進みました。かじり取りの難しいトウモロコシですが、おとなが一緒に食べることで、子どもたちもかじり取りの仕方や、口の動かし方を真似ています。