2歳児・ひばりぐみのこどもたちは、自分たちでで育ててきた夏野菜を収穫し、4本のきゅうりで〈たたききゅうり〉を作ることにしました。栄養士のさきさんに作り方を見せてもらうと、きゅうりをパンパン！トントン！と叩く音を聞いて、子どもたちも「やりたい！」と意欲的になり、めん棒を当てて、「きゅうり、バラバラになったよ」笑顔になります。叩くのを遠慮していたCくんも塩もみは積極的に参加していました。もんでいくうちに「水が出てきたよ」「（触り心地が）ちがう」とさまざまな発見がありました。3つのテーブルで1本ずつ作った〈たたききゅうり〉の出来たてをみんなで味見しました。普段野菜を食べない子も「もっと！」とおかわりする子も、みなキラキラした表情で味わっていました。その後の給食にきゅうりが出てくると「これはひばりさんが育てたきゅうり？」と尋ねる声もきかれます。いろいろな食材と出会い、気づき、お友だちと調理に参加して、楽しさを分かち合う体験をしていきたいです。
