2歳児・ひばりぐみのこどもたちは先日“かごめかごめ”に誘うと、やりたい子どもたちが大人のところに集まりました。Aくんは両手を大きく広げて友だちの手を探しました。Aくんを見つけてBちゃんも手を伸ばすと“一緒に手をつなごう”と言ってくれているようでAくんは嬉しい気持ちになりました。回りだすと、横歩きや節回しがおもしろくて、皆にっこりし歌を口ずさむ子もいました。『後ろの正面だあれ?』で止まったとき「だあれ?」の答えに、自分の名前や向かいに見えた友だちの名前が飛び交いました。大人が「後ろの正面ってね…」と説明し始めた時、Cちゃんは友だちの手を離し“もうおしまい”と言うかのように、そこからいなくなってしまいました。それを見てひとりまたひとりと手を離し、それぞれの行きたい方へ。最後には真ん中の大人だけが残って終了となりました。
“後ろの正面”を理解するのはまだ先になるかもしれません。でも子どもたちは手をつないで輪になったことがうれしく、おしまいを自分で決めることもできました。
次にまた一緒に“かごめかごめ”をするのがたのしみです。
