0歳児のつくしぐみは保育園での生活にも慣れ、安心できる大人の近くで興味のあるものへ向かっています。「お外に行こうね」と声をかけるとにこっと笑顔で楽しみにしているAちゃん、Iくん、Yくん。バギーに乗って進んでいくと、ふわっとした風や日差しを肌で感じます。園庭の一角に降りるとAちゃんは人差し指、親指でゆっくりと小石を摘んで石の形や硬さを何度も確かめていました。IくんやCくんはシートの上に腹這いになって爪先や掌を使い、ザラザラの砂をガリガリと滑らせます。砂に触れる肌の感覚を、不思議そうに何度も何度も味わっていました。
安心できる環境の中で自ら向かう興味や気持ちを受け止め、子どもが手や足を通して五感で感じられる体験をたくさんしていきたいと思います。