3学期になり年長ぐみの子どもたちは、身体の動きに興味を持ち始めたことをきっかけに、身体のつくりや特徴を捉えながら、等身大の自分を描いています。
大きな紙の上に横になり、手や足を曲げながら、「どんなポーズにしようかな」と身体が紙に収まるにはどうしたらよいかを友だちと一緒に考えました。
自分の顔を鏡で見ながら、「髪はここから1本1本生えているんだよ!」「目は黒目と白目で出来ているんだね」と気が付いたことを嬉しそうに友だちと伝え合ったり、顔の端から端まで丁寧にクレヨンで塗り込んだり、時間をかけて自分に向き合いました。
また細かい洋服の模様を描くときには「色が混ざっちゃうから難しいね」と悩み、乾くまでじっと待ってから次の色を塗ったり、色が混ざらないようにクレヨンや絵の具を組み合わせたり様々な工夫をしました。
「今日は顔を描こう!」「後何日でみんなが完成するかな」と考えながら進めている子どもたち。完成したら互いの作品を見合い、1人1人の友だちの素敵な所に気付き、認め合うことを大切にしていきたいです。