0歳児・つくしぐみの子どもたちは、園庭や戸外が秋の装いに変わるとともに、あそびの中でたくさんの発見をしています。色とりどりのもみじを見つけ、覚えたばかりの「あか!」のことばが飛び交います。おとながそれを集めて舞い落ちるように投げ上げると、“やってみたい”とすぐに真似て「パラパラ」と言いながら舞い上げていました。Yちゃんは神田川に出かけるとトコトコ嬉しそうに歩き始めます。柿の実が枝になっているのを見つけて「あ!」と指差して大喜び。またお友だちと茂みや細い隙間にもズンズン入っていき、探検しています。歩きながらどんぐりの帽子を拾ったり、いろいろな太さの枝を“見つけたよ”と目をキラキラさせて教えてくれます。大人にとってはただの棒ですが、子どもたちにとっては自分で見つけた大事な宝物。自然物に表情を輝かせる子どもたちに、おとなも一緒にわくわくを感じています。子どもたちの素直な感覚を私たちも忘れずに、これからも探索をたのしんでいきたいです。