1歳児・すみれ組のAちゃんが、アヒルの引き玩具であそんでいました。BくんはAちゃんのあそんでいるその玩具で自分もあそんでみたいと、手を出して持っていこうとします。Aちゃんは自分でみつけたおもちゃを取られたくないとぎゅっと握ります。大人はBくんに「アヒルであそびたい?かしてって言ってみたら?」と声をかけ、Bくんは「かーしーて」と言いながら手を差し出します。でも、Aちゃんに「やーだーよ」と言われ残念な顔。大人はAちゃんに「今使ってるよって言ってみる?」と伝えてみます。Aちゃんは相手の目を見ながら「いまつかってるよ。おわったらね」。Bくんは他の引き玩具を持ってきて、「これ!」“このおもちゃもあるから交換してよ”貸してもらおうと交渉します。AちゃんはBくんの視線を感じつつ、その玩具を引いて“いまはわたしがあそぶの”と自分のあそびを続けました。その後でAちゃんはCちゃんが持っている楽器であそびたくなり「かーしーて」。今度はAちゃんが聞いています。そして、Aちゃんは“あ”と何かに気づいた顔をして「Bくん、はい、いいよー」と持っていた玩具をBくんに渡しました。友だちと過ごす中で、いろいろな思いが生まれ、伝えそして伝えられています。




