1歳児すみれぐみでは“できることを少しずつ増やしていこう”をめあてに取り組んでいます。高月齢児チームは、おむつを替えた後、ズボンをはくことに挑戦します。大人が床にズボンを広げて置いておくと、長椅子に腰かけながら、自分でズボンを持って足を入れようとします。器用にズボンを広げて両手で持ち、足を入れられる子もいますし、右手でズボンを持ち、左手で自分の片足を持ち上げてズボンをはこうとし、自分の手足と奮闘する子もいます。やわらかく伸縮性のあるズボンの子は、するするっと履きやすく、“できた！”と達成感を味わって満足気です。あそび用のスカートも、Aちゃんは一人で履いて「はけた！」とにっこりして見せてくれました。低月齢児チームは、玄関で脱いだ服をくるくるとまとめてもらい、それを自分のカゴに入れる作業を、大人といっしょにやっています。歩くことができるようになったBちゃんとＣくんも、大人の手を借りながらよいしょと入れる体験をしています。
一つ一つの小さな積み重ねを大切にして、子どもたちのできることを増やしていこうと思います。
