2歳児・ひばりぐみの子どもたちは“おおきなかぶ”のペープサートを見てから、あそびの中で“おおきなかぶごっこ”を楽しんでいます。給食の食材として出てくると「かぶあったよ」と喜んでいます。そこで食育活動としてかぶの種を蒔き、きゅうり、パプリカ、ピーマンの苗を植えて育てていくことにしました。実際に子どもたちに苗を見せながら、植えて育てていくことを話すと、Aくんはパプリカの写真を見て「りんご?」Bちゃんは種の袋にあったかぶの写真を見て「だいこん?」と不思議そうな表情でした。「これはパプリカだよ」「だいこんじゃなくてかぶなんだよ」と伝え、大人がかぶの種を子どもの手の平に乗せました。子どもたちは「ちっちゃいね」と種の小ささに驚いていました。「お水を撒こうね」とジョウロを受け取ったCちゃんは「おおきく、おおきくなってね」と優しい声で水やりをしていました。毎日の水やりや栽培を通して野菜に親しみ、夏頃の収穫体験も子どもたちとたのしみにしています。

