
昨年の10月に完成したビオトープにメダカなどの生き物を入れて、半年が経ちました。冬の間は氷が張って、子どもたちは、毎日氷を取って遊びました。
春になるとカエルが卵を産んで、大量のオタマジャクシが孵りました。そして、めだかの赤ちゃんも無事に生まれました。登園してくると、必ずと言っていいほど、子どもたちはめだか池を覗き込みます。子どもたちはお池の生き物や水生植物の変化に関心を持っています。
5月26日(月)に、ビオトープを作ってくださった水研クリエイトの方が来て、観察会を行いました。


増えすぎた藻をすくって、浅いトレイに水と一緒に入れて、藻のなかに隠れている生き物を探しました。


子どもたちが目を凝らして探すと、メダカの赤ちゃん、タニシの赤ちゃん、オタマジャクシ、ヤゴ、ヨコエビ、ミズムシなどの小さな生き物が見つかりました。


上から覗き込んでも見えない、子どもの爪の先よりまだ小さい水生動物に出会え、ワクワクしました!
子どもたちは何度かトンボの産卵を目撃していたので、ヤゴに出会えて嬉しそうでした。


見つかった生き物をみんなに紹介し、観察会は終わりました。ビオトープを大切にして、これからも子どもたちに面白くて美しい自然を残したいと思います。