Aちゃんは園庭のバタフライガーデンの坂を「トコトコしよう」と言って、大人と渡ることがおもしろくなっています。それに友だちが気づき、「いこいこ」と僕も私もと後に続きます。傾斜を登り降りするのでバランスをとることに集中しています。その緊張感がおもしろく「もっかい」と繰り返していました。Bくんはテントウムシを見つけようと大人と花壇の葉っぱの間を探します。その花壇にはテントウムシの成虫も幼虫もいます。幼虫の姿は成虫と全く姿が異なり、「赤ちゃんだよ」と伝えると、不思議そうな表情でじっと見つめていました。Cくんは砂場で果物やおにぎりの型抜きに夢中です。砂が崩れてしまっても、やってみたい気持ちが強く何度も挑戦しています。子どもたちが集中している姿は、大人が惚れ惚れする程真剣です。
子どもたちの「たのしいね」「おもしろいね」という発見や思いを、大人も一緒に感じあうようなあそびをたくさん体験していきたいと思います。

