指先に込められた力

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2歳児・ひばりぐみではこの一年、指先を使う活動を意識してあそびに取り入れていきました。最近では節分の製作で、人差し指を使って細かいパーツにのりを塗る、手袋型の画用紙に開いた小さな穴に、細い毛糸を通して編むということを楽しみました。毎日手にする教具や季節に沿った製作などをとおして、子どもたちの成長の段階を捉えながら指先を使うことを大事にすることで、自ずと身の回りのことが自分でできるようになってきています。指先の巧緻性の発達は、靴下を履く、上着のファスナーを締める、衣服の着脱だけでなく裏表に気づいて直すなど様々なことにつながっています。Tくんは、「むずかしい」と言いながらも靴下の履き口に指先を入れて引っぱりあげ、Sちゃんはズボンの裏表を直す際に「どこひっぱるの」と、おとなにポイントを聞きながら自分でやり遂げていました。自分でできることが増えると、こんなことも自分でできた!今度はこれも自分でやってみたい!という思いがどんどん湧いてきている子どもたちです。

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