ぼく・わたしがやりとげたかったこと

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先日、0歳児つくしぐみのIくんが棚にあったチェーンの入ったタッパーを、大事そうに両手で抱えて広い所に運んで来ました。Iくんは、今からすることを“もう決めている”顔で腕を高く上げ、タッパーを逆さにして中身をジャーっと勢いよく落としました。空になったタッパーをテーブルの前に伏せると、両手でテーブルにつかまり、そーっと膝を曲げてタッパーに腰かけました。タッパーはしっかりとIくんの身体を支えていて、高さもちょうど良く、Iくんにぴったりのイスになっていました。〝見て〟や〝できた〟の気持ちを大人に伝えるいとまもないほどまっしぐらに向かい、黙々と取り組む姿から、やりたかったことが伝わってきました。Iくんはタッパーをイスにして、ままごとをしたかったのです!これからも、子どもたちがやりたいことを見つけ、それを実現するために熱中できるよう、敢えて大人が口を出さずに少し離れたところから見守っていきたいと思います(次回はイスも用意するからそこに座ろうね)

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